葬儀の準備の時には、お金の管理ができる人がいると心強いです。葬儀一般の費用に関しては、業者との打ち合わせの際に食い違いがあって、後でトラブルになることも少なくないからです。きちんと確認しておかないと、証拠がないということでうやむやにされてしまうこともあります。悪質な業者でなければ、間違った場合には業者持ちの料金に直してくれる可能性もありますが、こちらに落ち度があると余計な費用がかかってしまうこともあるので気をつけましょう。

特にトラブルになりやすいのが、棺や飾りのグレード、花輪のグレードなどが違うというケースです。こちらで頼んだグレードよりもランクが高かったり、低かったりして、あとで揉める可能性があります。これを避けるためにも、お金を管理する人と証拠を残しておく人は用意しておきましょう。文書で書いてもらうのが一番ですが、時間がなければスマホで文書を撮影しておくと良いでしょう。

業者によっては断られる可能性もありますが、簡単な文書であれば大丈夫です。お金の管理については、計算が速い人が適任です。また、故人の銀行口座凍結などのトラブルも多いので、なるべく銀行事情に詳しい人だとなお良いでしょう。葬儀準備は、分担して作業を進めることが大切です。

準備の筆頭主は喪主ですが、喪主は高齢なことも多く、お金の管理者には向きません。なので、他の人でそういったスキルを持っている人を選んでおくと良いでしょう。

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