葬儀準備は非常に忙しいです。危篤、臨終、から休む暇もなく搬送、安置、業者との打ち合わせと進むため、遺族が休む暇はほとんどありません。しばらく入院に付き添っていたという人であれば、なおさら疲れが溜まっているはずです。病院の寝場所は簡易ベッドかソファくらいしかありませんし、付き添いが必要なほど重態になっていたのであれば、心配で気持ちも休まらなかったはずです。

それでも、家族が亡くなればすぐに搬送業者を決めて、病院から出なければなりません。この時に病院は業者の斡旋をしてくるのが普通ですが、もしすでに業者を決めているのならば、その業者に速やかに連絡を取って来てもらえば良いです。病院に気兼ねして、斡旋された業者を使う必要はありません。そこからどんどん葬儀の準備に入っていきますが、通夜では弔問客の対応に追われますし、それが終われば告別式の日取りなどを決めていかなければなりません。

もしここで喪主が倒れてしまうと、葬儀の準備が滞ってしまう可能性があります。あらかじめ代役を決めておけば対応できますが、代われる人がいないと全ての流れが滞ってしまいます。喪主は、挨拶、弔問客の対応、式の進行、に関わる必要があるので、体調を崩してしまうとまずいです。身体的にも精神的にもゆっくり休める気持ちになれないかもしれませんが、弔問の客足が途絶えたら一眠りしたり、こまめに横になるなどして身体を休めておくようにしましょう。

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